【体験談】軽症の急性膵炎でも入院4週間|想定より長引いた本当の理由

 

急性膵炎で「軽症」と診断されても
入院が長期化した実体験

 

こんにちは。
東京 家賃3万円のあげおです。

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〜私のプロフィール〜
30代、独身、会社員、兼SEOライター
書籍
年収90万円で東京ハッピーライフ“に

影響されて

東京 西多摩地区
家賃3万円のアパートに住み始める。

趣味
サウナ、キャンプ、トランペット

 

「軽症の急性膵炎なら、入院は1週間くらい」
私もそう思っていました。

 

実際、診断時には医師から「軽症です」と説明され、一週間程度で退院できると言われました。
ところが私は、結果的に4週間の入院をすることになりました。

 

痛みは落ち着いている。

体調も悪くない。

 

それでも退院できなかった理由は、血液検査の数値と、途中で起きた薬の副作用への対応でした。

 

この記事では、

  • 軽症と診断されたにもかかわらず入院が長引いた理由
  • 症状が軽くても「退院できない」状況が起こること
  • 入院中に感じた不安や戸惑い

 

について、実際に急性膵炎を経験した立場から正直に書いています。

 

同じように
「軽症と言われたのに退院できない」
「数値が理由で様子見が続いている」
そんな不安を感じている方の参考になれば幸いです。

 

急性膵炎は「軽症」と診断された

救急受診後、血液検査や画像検査の結果を踏まえて医師から伝えられたのは、急性膵炎ではあるものの「軽症」という診断でした。


膵炎という言葉自体に強い不安はありましたが、「軽症」という表現を聞いたことで、正直なところ少し安心したのを覚えています。

 

診断にあたっては、造影CTによる画像解析も行われており、
その結果を踏まえたうえでの説明だったため、


「しっかり検査した上での判断なのだろう」
と感じ、診断そのものに対する信頼感もありました。

 

診断時に医師から説明されたこと

診断時、医師からは主に次のような説明を受けました。

 

  • 今回の急性膵炎は軽症に分類されること
  • 軽症の場合、入院期間の目安は1週間程度であること
  • 造影CTを含めた検査結果から見ても、重症化の所見はないということ

 

この説明を聞いたとき、
「長期入院にはならなそうだ」
「仕事や生活への影響も最小限で済むかもしれない」
と感じ、膵炎という病名に対する恐怖はかなり和らぎました。

 

当時は、
「軽症=比較的すぐ退院できる」
と自然に受け止めており、
このあと入院が4週間に及ぶとは、正直まったく想像していませんでした。

 

それでも入院が長引いた理由

診断時には「軽症」「1週間程度の入院が目安」と説明を受けていました。


そのため、入院生活もある程度のゴールが見えているつもりでいました。

 

しかし実際には、想定していた退院時期を過ぎても入院は続き、
結果的に合計4週間の入院となりました。

 

急性膵炎そのもので3週間の入院になった

入院中、強い腹痛は比較的早い段階で落ち着きました。

体感としては
「かなり良くなっている」
「もう回復期に入っている」
という感覚でした。

 

それでも退院できなかった理由は、血液検査の結果でした。

 

医師からは、

  • 症状が軽くなっていても
  • 痛みがほとんどなくても

 

血液検査の数値が安定しないうちは退院できない
という説明を受けました。

 

本人の感覚としては元気でも、
再燃のリスクを下げるためには、数値が落ち着くまでしっかり様子を見る必要がある
という判断だったようです。

 

血液検査の数値が改善せず、 MRI検査を受けることに

入院が長引く中で、血液検査の数値がなかなか改善しない状態が続きました。
そのため、念のためという形で、MRI検査を受けることになりました。

 

正直なところ、
「もしかして膵炎以外の病気も併発しているのではないか」
と、強い不安を感じたのを覚えています。

 

しかし、MRIの結果について医師から説明を受けた際には、
急性膵炎以外に明らかな原因や、別の病気を疑う所見は見られない
とのことでした。

 

この説明を聞いたとき、
入院が長引いている理由が「新たな病気」ではないと分かり、
少しだけ気持ちが軽くなったのを覚えています。

 

薬の副作用への対応でさらに1週間入院が延びた

急性膵炎そのものが落ち着いてきたあと、
別の問題として投与されていた薬の副作用への対応が必要になりました。

 

この対応のために、
膵炎とは直接関係のない理由で、さらに約1週間の入院が必要となりました。

 

「膵炎は良くなっているのに、別の理由で退院できない」
この状況は正直かなり複雑な気持ちでした。

 

ただ、結果的に中途半端な状態で退院することは避けられ、
安全を最優先にした判断だったと、今では理解しています。

 

症状が軽くても退院は「数値」で判断される

今回の入院を通して強く感じたのは、
急性膵炎は症状の軽さだけで判断される病気ではないということです。

 

  • 痛みがない
  • 食欲が戻っている
  • 自分では元気だと感じている

 

こうした主観的な感覚よりも、
血液検査などの客観的な数値が重視される場面が多くありました。

 

「軽症」と言われて安心していた分、
退院が思うように進まなかったことへの戸惑いは大きかったですが、

同時に、それだけ慎重にならなければならないほど、大きな病気にかかってしまったのだ

という実感も、入院生活を通して強くなっていきました。

 

なかなか退院できなかった経験は、当時はつらいものでしたが、
今振り返ると、そのおかげで
「退院したら終わり」ではなく、「退院してからが本当の回復」
という意識を持てるようになったと感じています。

 

実際、退院後の生活では、
食事内容や脂質量についても油断せず、
慎重な食生活を続けるようになりました。

 

入院が長引いたことは決して楽な経験ではありませんでしたが、
再発や悪化を防ぐという意味では、
今の生活習慣につながる大切な時間だったとも思っています。

 

入院中でつらかったこと

最初の1週間は肉体的につらかった

入院してから最初の1週間は、完全な絶飲食でした。
食事はもちろん、水を飲むことも許されず、栄養も水分もすべて点滴で補給する生活です。

 

点滴をしているとはいえ、
喉が渇かないわけではありません。


むしろ、「飲みたい」という感覚は常にあり、
それでも何も口にできない状態は、本当に辛いものでした。

 

飲み物の摂取が許可されたあとに口にした、
最初のスープとお茶の味は、今でもはっきり覚えています。

 

↓入院中最初の食事です

 

 


これまで当たり前だった「飲む」という行為が、
これほどありがたいものだったのかと強く感じました。

 

「いつ退院できるのか分からない」不安

軽症と診断され、
「1週間程度で退院できる可能性が高い」と聞いていたこともあり、
入院生活にはある程度のゴールを想定していました。

 

ところが実際には、

  • 予定していた時期を過ぎても退院の話が出ない
  • 血液検査の結果次第で判断が先延ばしになる

という状況が続きました。

 

明確な退院日が決まらないまま時間が過ぎていくのは、
想像以上に精神的な負担になります。

 

「あと何日頑張ればいいのか分からない」
この状態が、じわじわと気持ちを消耗させていきました。

 

仕事や生活への影響を考えてしまう

絶食が解除され、脂質制限の病院食に切り替わってからも、
約2週間は点滴をつないだままの生活が続きました。

 

この時期には、腹痛はほとんど消え、
体力的にはかなり元気になっていました。


それだけに、体は元気なのに自由がきかない生活が、
かえって精神的につらく感じられました。

 

歩ける。会話も普通にできる。


それでも病室から出られず、点滴の管につながれたまま過ごす日々。

 

特に、軽症と言われていた分、
「ここまで長引くとは思わなかった」
という気持ちが何度も頭をよぎりました。

 

  • 職場にどこまで迷惑をかけているのか
  • 退院後、すぐに元の生活に戻れるのか
  • 再発しないだろうか

 

こうした不安は、体調が落ち着いてからのほうが、
より現実的に感じられるようになった気がします。

 

気持ちの整理ができた

一方で、長期入院だったからこそ、
無理に退院して再発するリスクを避けられたとも感じています。

 

特に、最後の3週間ほどは肉体的にはかなり元気になり、
時間にも余裕が生まれました。

 

そのおかげで、
これからの生活や働き方、健康との向き合い方について、
ゆっくり気持ちの整理をする時間を持つことができました。

 

焦る気持ちはありましたが、
結果的には「回復に集中する時間」と割り切ることで、
少しずつ気持ちも落ち着いていったように思います。

 

今振り返って思うこと

今回、急性膵炎で4週間入院するという経験をして、
改めて感じたのは、膵炎は「軽症」と言われても決して軽く見てはいけない病気だということです。

 

診断時に「軽症」と聞いたとき、
正直なところ、どこかで
「そこまで深刻ではないのかもしれない」
と思っていました。

実際、強い痛みは早い段階で落ち着き、
体感としては「もう回復している」という感覚もありました。

 

それでも、血液検査の数値はなかなか安定せず、
結果として入院は長引きました。

 

この経験を通して、
自覚症状が軽くても、身体の中ではまだ回復途中であること、
そしてそれを見極めるために、
医師がどれだけ慎重に判断しているのかを実感しました。

 

なかなか退院できない期間は、
不安や焦り、もどかしさを感じることもありましたが、

今振り返ると、あの慎重さがあったからこそ、
再燃することなく退院できたのだと思っています。

 

また、長期入院を経験したことで、
退院後の生活に対する意識も大きく変わりました。

 

「症状がないから大丈夫」
「少しくらいなら平気だろう」

 

そういった油断が、
次の不調につながる可能性があることを、
身をもって知ったからです。

 

現在は、食事内容や生活リズムに対しても、
以前よりずっと慎重になりました。

 

もちろん、禁酒です。笑

 

お酒大好きでしたが
お酒は一滴も飲んでいません!

それは我慢というより、
再び同じつらさを繰り返さないための選択だと感じています。

 

急性膵炎は、
発症した瞬間の痛みだけでなく、
回復までの過程も含めて向き合う病気だと思います。

 

もしこの記事を読んでいる方の中に、
軽症と言われたのになかなか退院できない」と感じている方がいれば、

無理をせず、医師の判断を信じて、
しっかり身体を休めてほしいと伝えたいです。

 

あの4週間は決して楽な時間ではありませんでしたが、

自分の身体と向き合い、 今後の生き方を見直すきっかけになったという点では、
大きな意味のある時間だったと、今は思えています。

 

この体験談が、
同じような不安を抱えている方の
気持ちを少しでも軽くするきっかけになれば幸いです。

 

 

お疲れ様!
読んでくれてありがとうね!


 


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〜〜プロフィール〜〜

あげお です。 埼玉出身、東京都西部在住です。

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